伝統的方法で造る聖なるワイン。最低5年間発酵熟成させることで、輝く琥珀色に上品でなめらかな深みある味わいとなります。
生産国 イタリア
地域 トスカーナ州
クラス DOCヴィンサント デル キアンティ
葡萄品種 ブルネッロ(サンジョヴェーゼ)70%・マルヴァジアネッラ30%
収穫後、3月まで陰干しを行う。この間に糖度は40%にまで上昇。高濃度の果汁は、カラテッリと呼ばれる120Lの樽に85%入れられ、発酵を促すためマードレ(最新のヴィンサントの樽底に沈殿した酵母やバクテリアの混合物)を加え、ワックスで栓をして、最低でも5年間発酵熟成。ナルディのマードレは、1世紀以上も続いている。熟成庫は屋根の下にあり昼夜の温度差が変わるため、化学反応や生物学的変化を起こし独特のアロマを形成する。最終的な生産量は、ブドウ1tで20L。
色 赤
甘辛 甘口
アルコール度数 14.5
ボディ感 ミディアムプラス
ワイナリー情報:テヌーテ シルヴィオ ナルディ
シルヴィオ・ナルディは、1950年にモンタルチーノの自然豊かな美しい土地に1,216haの土地を購入、農業用機械の販売の傍ら、ワイナリーを興し、ワイン造りに情熱を注ぎました。 ブルネッロ先駆者の一人として、1967年発足の同協会設立メンバーにも名を連ねました。今日のシルヴィオ・ナルディの名声を確立したのは、シルヴィオの末娘エミリア・ナルディ。彼女は1990年に代表者となると、畑の改革を進めセラーも一新。更なる品質の向上を成し遂げました。畑は80ha、モンタルチーノの西部と東部の標高140〜480mの斜面に位置します。