ハーブ の香り豊かで 深味と複雑味 たっぷりの果実味です。
その理由は・・
同じソーヴィニヨン・ブラン種でありながら、3箇所の土壌や栽培条件、特長が異なる産地のブドウをブレンド。
ステレンボッシュの畑からは凝縮した草原の香り、野菜チックなキャラクター
ダーリングの畑からはパッション・フルーツ、メロン、ライチ、グースベリーなどフルーツのキャラクター
エルギンの畑からは素晴らしい酸とミネラルのキャラクター
が 一体となって表現してます。
醸造所では選果してからゆっくりと優しく破搾し6時間のスキン・コンタクトを行います。プレスの後は48時間の低温冷却を施し、アルコール発酵は最初の3%は16℃〜18℃に保ちチオール質(グースベリーやパイナップル、グァバのフレーヴァー)を抽出し、残りは12℃〜13℃で柑橘系フルーツやハーブ香といったフルーティーさを出します。発酵完了後は50日間のシュール・リーを行い、週1回の攪拌でボリューム感が増します。ブドウの特長を最大限に生かすべくオーク樽は使用しません。
ソーヴィニヨン ブラン 100%
南アフリカ
1918年、ワイン産業の安定を求めて、ブドウ栽培農家によって協同組合であるKWVが設立されました。KWVはアフリカ語で「南アフリカブドウ栽培協同組合」を意味する“Ko-operatieve Wijnbouwers Vereniging Van Zuid-Afrika Beperkt”の頭文字の一部を取ったもの。それ以前は小規模農業として、産業としての認識もなかったワインづくりは、KWVの設立により、国をあげて産業として、ワインの品質向上や輸出増進へと取り組むようになったのです。そして、1925年には南アフリカ独自の品種ピノタージュを誕生させ、1957年には冷却濾過を採用するなど、数々の実績を残してきました。
1997年12月、KWVは大々的な組織改革を行い、株式会社として再スタートを切ります。現在では、約4,500の農家が株主。ワインやブランデーにおける南アフリカ最大の輸出業者であり、業界のスポークスマンであり、指導者であり、生産・マーケティングの先駆者として、政府機関とも緊密な連携を取りながら、南アフリカ産業のリーディングカンパニーとして大きな役割を果たしています。昨今は、グローバルな視野に立った品質向上、世界市場を見据えたマーケティング・販売を行い、南アフリカワインを広く世界へと普及させています。
主な輸出先は、イギリス、オランダ、フランス、ドイツ、ベルギー、カナダ、アメリカ、日本など30以上の国々。ブドウ品種の個性をよく表したワインが多く、近年はブドウ栽培やブドウ醸造に関する最新技術が導入され、生産者たちの革新的なスキルが加わったことで、品質がめざましく向上。世界中の数多くのコンテストで、幾度となく栄誉に輝くワインも誕生しています。