柑橘系果実とミネラルが豊か。洗練された引き締まりのある印象。少し温度が高くなると果実のボリュームが高まり、違った顔を見せてくれる。僅かなビター感と果実、酸のバランスが良い。
原産国 イタリア
地 方 ウンブリア
品質分類・原産地呼称 コッリ・ペルジーニD.O.C.
品種 グレケット 100%
醗酵 ステンレスタンク
熟成 ステンレスタンク
ALC度数 13.5%
キャップ仕様 コルク
種類 スティルワイン
色 白
味わい 辛口
飲み頃温度 10℃
4世代続く家族経営のワイナリー
カンティーナ・ゴレッティは中央イタリアのウンブリア州、サッカーで有名なペルージャに位置しています。
創業は1965年とそれ程古いわけではありませんが、4世代に渡ってゴレッティ家がワイン造りを行ってきました。
ウンブリアの小高いなだらかな丘に囲まれ、ペルージャ郊外にゴレッティのワイナリーが所有する土地は広がります。そこには、今ではワイナリーのシンボルとなっている、14世紀の塔がそびえています。
ペルージャに古くから根差し、ゴレッティが広く所有する自社畑から作られたグレケットは非常にコストパフォーマンスが高く、その大部分がイタリア国内で消費されるほどの人気です。
品質の高さとリーズナブルな価格が噂を呼び、徐々にゴレッティの名前は世界にも知れ渡るようになり、今ではアメリカをはじめ、イギリス、ドイツなどの欧州やタイや中国などのアジアにも輸出されるようになっています。
● ウンブリア州でNo.1コストパフォーマンスワインに
選ばれるほど!
ワイン造りに情熱を注ぎこんできたゴレッティのワインは、数々の評価誌やコンクールで認められてきました。近代的、合理的な手法を取りつつも、ウンブリアの伝統に敬意を払い、ブドウの品種特性とウンブリアのテロワールが表現された、安心して楽しめるワインを造っています。
特にイタリアのガンベロロッソ誌が出版する、手頃なワインだけを特集した『ラルマナッコ・デル・ベーレ・ベーネ』 2007年度版では、ウンブリア州の代表ワイン、すなわち「ウンブリア州No.1コストパフォーマンスワイン」に選ばれています。
● 化学肥料、人工肥料は使用しない!自然農法のリュット・レゾネ
ブドウ畑はコッリ・ペルジーニ地区に位置し、小高い豊かな日照が得られる場所に広がっています。海抜は平均330mほどで、優れたワイン造りに理想的な場所にあります。
ブドウ栽培は堆肥を利用し、化学肥料、人工肥料は一切使用しません。そうして厳しく、大切に育てられたブドウは全て品種毎に手摘みで収穫します。ブドウは畑で選別し、ワイナリーで分別機の上でも厳しい選果がなされます。
● エノロゴ「ヴィットリオ・フィオーレ」の存在
醸造は、個々のブドウ品種により異なりますが、常に温度コントロールのもとで行っています。
醸造は家族で行っていますが、それに加え強力な助っ人としてイタリアワイン界の重鎮であるヴィットリオ・フィオーレ氏を起用。
長きに渡りイタリアワインをリードし、イタリア醸造協会の理事も勤め、イタリアワインの歴史そのものともいえるエノロゴがいるのはとても頼もしく、出来たワインは自信に溢れています。
● 食事にオススメのワイン!
ゴレッティのワインはブドウ品種の個性とウンブリアのテロワールが表現されたワイン。ミネラル豊かで飲みやすいのですが、ボディもあり飲み応えも十分。
料理との相性もよく、手早くスライスしたパンにオリーヴオイルと塩で味付け、軽く焼き、お好みで生ハムやトマトなどをのせて出来たブルスケッタなどとは相性抜群です。