グレープフルーツ、洋ナシのような果実の香り。シナモンのような柑橘系の心地よい爽やかさ。ボリューム感があり、豊かなミネラルが味の構成を整えている。シャキッとした味わい。
原産国 イタリア
地 方 サルデーニャ
地 区 ガッルーラ
品質分類・原産地呼称 ヴェルメンティーノ・ディ・サルデーニャD.O.C.
品種 ヴェルメンティーノ 100%
醗酵 ステンレスタンク
熟成 ステンレスタンク熟成 2ー3ヶ月
ALC度数 12.5%
キャップ仕様 コルク
種類 スティルワイン
色 白
味わい 辛口
飲み頃温度 8℃
1965年に設立されたこのワイナリーは、ピエロ・マンチーニ氏がスタートさせました。
マンチーニ氏は、もとは歯医者でしたが、以前から抱いていたブドウ作りへの興味が高じて、畑を購入。当初、ブドウは地元の組合に販売していましたが、1979年に息子のアレッサンドロ氏がピアチェンツァの農業大学を卒業すると同時に、自分のカンティーナを造ることを決心。
そして1989年に自社瓶詰を行い、1990年から販売も開始しました。現在はアレッサンドロ氏が社の指揮を執っています。
広大な自社畑
ピエロ・マンチーニは、サルデーニャ島ガッルーラ地域では最大のブドウ畑面積を所有する生産者。現在自社所有の畑は60ha、また借りてブドウを作っている畑が40haありますが、なんとガッルーラ地域の約90%の畑がマンチーニ社所有であり、このガッルーラ地域のブドウのみを100%使って、毎年とても質の高いワインを造り出しています。
ワインのコンセプト
品質が高く、消費者の嗜好に合ったワインを造ることをコンセプトとしており、特に食事によく合い、また、思わずワインも杯を重ねるようなワインを考えています。 全種類で毎年約140万本のワインを造っていますが、約半分はサルデーニャで、40%はイタリア国内の他州で消費されていることを考えると、いかにピエロ・マンチーニのワインがイタリア人に親しまれているかが伺えます。