洋ナシや種子果実のアロマとブリオッシュや春先の花を想わせる芳醇な香りが現れます。リンゴや洋ナシ、スパイス香が舌の上でふくらみ、適度な酸を持つミディアムボディなワインです。
原産国 ニュージーランド
地 方 サウス・アイランド
地 区 マールボロ
品質分類・原産地呼称 マールボロG.I.
品種 ピノ・グリ 100%
醗酵 プレス後、ステンレスタンク醗酵
熟成 ステンレスタンク2カ月
ALC度数 12.5%
キャップ仕様 スクリューキャップ
種類 スティルワイン
色 白
味わい 辛口
飲み頃温度 8℃
ティンポット・ハット
NZ屈指の醸造家マット・トーマソン氏(*)とともにマールボロを代表するワインを手がけてきた若き女性醸造家フィオナ・ターナーが2006年に立ち上げた初の単独ブランド。『力強く、クリスピーで豊かなバランス感を持つワイン』をコンセプトにワイン造りを行っています。
現在ワイナリーは、フィオナ・ターナー、マット・トーマソン、そしてイギリス大手インポーター『リバティ・ワインズ』の共同出資によって運営されています。国内外での栽培・醸造、イギリスでのワイン営業、ワイナリー建設、ボトリング会社経営、ワイン研究所勤務等ワイン業界のありとあらゆる分野で多岐に渡る経歴を積んできたフィオナのパッションが具体化された、集大成とも言えるブランドがティンポット・ハットです。
長きに渡り培った知識と経験、醸造家としての天性ともいえる判断力から栽培地域を厳選。2004年アワテレ・ヴァレーのブラインド川にあるサブリジョンに念願の畑(20ha)購入を購入。それぞれのワインコンセプトにあったブドウを自社畑や信頼のおける契約農家の理想的な区画から取り寄せ、アロマ豊かで骨格の整ったワインを産み出しています。
既に国内外で多くの金賞や高評価を獲得し、設立間もないにも関わらずいち早くワイン界の表舞台に登場したスターワイナリーです。コストパフォーマンスが最も重要視されるイギリスでは、ロンドン ソムリエ ワイン アワードでニュージーランドSB部門金賞を受賞。ロンドンをはじめ一流のレストランでオンリストされるNZワインとして大注目のブランドです。
(*)マット・トーマソン氏
『ロンドン・インターナショナル・ワイン・チャレンジ』にて“白ワイン・オブ・ザ・イヤー”にも輝いたニュージーランド屈指の醸造家。St.Clair, Lake Chaliceにて醸造を担当、国外ではイタリアやフランスでもコンサルタント業務を行う。
写真 醸造家フィオナ・ターナー
2009年 ロンドン・ソムリエ・アワード
ティンポット・ハット ソーヴィニヨン・ブラン 2008 (前ヴィンテージ)
金賞受賞 (“トップ11 バイ・ザ・グラス ワイン”受賞)
業務用ワインのみを扱ったワイン・コンペティション<世界で唯一のオン・トレイド ワイン・コンペティションと言われる>で高評価を獲得。
現地では7.07ポンドで取引されおり、そのコストパフォーマンスの高さに賛美の声が上がっています。
『ソムリエ ワイン アワード 2009』では、
「ニュージーランドSBは、高額で料理との相性も難しく、どれも似通っている等の一般的な思い込みにより、レストラン受けがあまりよくないブドウ品種とされていましたが、このワインはそれらとは違う」
と紹介されています。
「手ごろな価格で、品質面も非常に素晴しく、個性もある」と。
更には、「料理との相性が素晴らしく、あらゆるタイプの白身魚に合わせる事が出来る」と絶賛。「ソムリエたちにもワインを飲み実際に嫌らしさが出ているか自ら確認して欲しい。これが証拠のワインである」と太鼓判を押されています。
<現在「ティンポット・ハット SB」がオンリストされている、ロンドンにある有名レストラン> (一例)
Gordon Ramsay, Foxtrot Oscar, Plane Food, Smith of Smithfield, Bob Bob Ricard