国際品種と、土着品種ラグレインから造る骨格のしっかりした赤。果実味と樽香のバランスのとれた引き締まった味わいです。
生産国 イタリア
地域 トレンティーノ・アルト・アディジェ州
クラス IGTヴィニェーティ デッレ ドロミーティ
メルロ40%・ラグレイン35%・25%はカベルネソーヴィニヨン・カベルネフラン
醸造・熟成に関する情報
品種毎に醸造。ステンレス、セメントと樽に分けて、ピジャージュを行いながら、10日間の発酵・果皮浸漬。天然酵母使用。様々な大きさの樽にて12カ月の熟成。新樽20%使用。
色 赤
甘辛 やや辛
アルコール度数 13
ボディ感 ミディアムボディ
ワイナリー情報:マニンコール
トレンティーノ・アルト・アディジェ州の北部、かつてオーストリア領だったボルツァーノ県カルダーロに50haの畑を所有するマニンコールは、1608年創業の由緒ある生産者です。当主は1991年から引き継いだミヒャエル・ゴエス・エンツェンベルグ氏。化学肥料を使わず、自然環境を重視した方法を駆使して栽培、醸造しています。ローマ時代には既に木樽によるワイン醸造を行っていたというガルダーロの地で、伝統を重んじながら新たな技術を取り入れた、品質重視のワイン造りを行っています。マニンコールとは胸に手を当てる動作、つまり心からの思いのこもった真摯な態度を意味し、まさにこの生産者のポリシーを表しています。