ヴァケラスらしいハーブの風味が特徴。赤系果実の豪華で甘やかなアロマ、旨味がじんわりと広がる1本。
南ローヌに位置するヴァケラスは、日照量が多く畑の多くが平原に位置している産地。そのため、凝縮した甘みをもつブドウが実り、とてもリッチで、ハーブの風味が生きたワインが多く造られます。こちらは、樹齢60年の古樹のグルナッシュ、樹齢40年のシラーのブレンド。スパイシーさと濃厚な果実味を兼ね備えた個性的な1本です。
南フランスのローヌ全域で圧巻のコレクションを手掛ける「ローヌで最も優れたネゴシアン」タルデュー・ローラン。クローズ・エルミタージュは、ローヌ北部で最も広く、生産量はローヌ北部全体の約60%を占めているアペラシオンです。
フランスローヌ北ローヌ
品種 グルナッシュ(70%) シラー(30%)
赤 フルボディ
有名ワインガイドで最高評価の5つ星を獲得した、ローヌの優良ミクロ・ネゴシアン
現在ではタルデュー家が単独で経営を担い、南フランスに特化したワイン造りを実施。ローヌ全域にまたがる12のアペラシオンを網羅するそのコレクションは、各アペラシオンの特徴を見事に表現しているとして、フランスで高い支持を集めるテイスターが発行するグイド・デ・ヴァンベタンヌ+ドゥソーヴにて、あのDRCやルロワ、ラヤスと並ぶ最高評価をネゴシアンとして唯一獲得。
タルデュー・ローランを語る上で欠かせないのは、彼らがローヌで「ミクロ・ネゴシアン」を始めたパイオニアであるということ。ミクロ・ネゴシアンという言葉に厳密な定義はありませんが、ブドウ畑を所有せずに、契約農家からブドウを果実や果汁、発酵後のワインの状態で買い付けてワインを造る小規模生産者を指します。ブルゴーニュのルシアン・ル・モワンヌやオリヴィエ・バーンスタインがその代表的な生産者です。