ローヌで最も濃厚な赤と評されるコルナスで造られたワイン。
樹齢100年のブドウを使用することで、重厚感と溢れ出んばかりのリッチな果実味が特徴のワインが生み出されます。エネルギーに満ちた旨味が広がる至福の余韻も印象的。
熟したブラックベリー、ブルーベリー、カシス等の黒系果実の甘やかなアロマに、土や香ばしいニュアンス、レザー、コショウなどの様々な香り。貫禄がありどっしりとした印象ながらも、柔らかなタンニンと上質な酸が感じられる親しみやすい仕上がり。
ゆっくり時間をかけて愉しめる逸品です。
フランスローヌ北ローヌ
品種 シラー(100%)
赤 フルボディ
有名ワインガイドで最高評価の5つ星を獲得した、ローヌの優良ミクロ・ネゴシアン
現在ではタルデュー家が単独で経営を担い、南フランスに特化したワイン造りを実施。ローヌ全域にまたがる12のアペラシオンを網羅するそのコレクションは、各アペラシオンの特徴を見事に表現しているとして、フランスで高い支持を集めるテイスターが発行するグイド・デ・ヴァンベタンヌ+ドゥソーヴにて、あのDRCやルロワ、ラヤスと並ぶ最高評価をネゴシアンとして唯一獲得。
タルデュー・ローランを語る上で欠かせないのは、彼らがローヌで「ミクロ・ネゴシアン」を始めたパイオニアであるということ。ミクロ・ネゴシアンという言葉に厳密な定義はありませんが、ブドウ畑を所有せずに、契約農家からブドウを果実や果汁、発酵後のワインの状態で買い付けてワインを造る小規模生産者を指します。ブルゴーニュのルシアン・ル・モワンヌやオリヴィエ・バーンスタインがその代表的な生産者です。