コート・ド・ニュイの最北に位置するフィサンは全体的に石灰岩と泥灰土の土壌が広がり、この地から生まれるワインは、じっくりと時間をかけて開花していく長期熟成型を特徴とします。
カシスやダークチェリーなど黒系果実の深いアロマが広がり、麝香や胡椒、毛皮や皮革、土など、野生的なニュアンスが漂います。
若いうちはしっかりとしたストラクチャーと硬いタンニンがあり、繊細さを上回る力強さが表れていますが、熟成後は驚く程まろやかになり、デリケートなテクスチャーへと変化を遂げます。
持続する豊かな酸には存在感があり、オイリーでふくらみのある熟成感をお楽しみ頂けます。
原産国 フランス
生産地方 ブルゴーニュ フィサン
品種 ピノノワール(100%)
赤
エシェゾー、グラン・エシェゾーはDRCに次ぐ規模
このドメーヌの華はなんといってもエシェゾーとグランエシェゾー。それぞれ2.6ha、1.44haという面積は、ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティに次ぐ広さです。
【モンジャール・ミュニュレについて】
モンジャール家は17世紀初頭からブルゴーニュでブドウ園を営む一族であり、18世紀末からヴォーヌ・ロマネを拠点にワイン造りを始めました。
先代のジャン・モンジャールはワイン造りの傍らヴォーヌ・ロマネで村長を務めた人物で、現在はその息子ヴァンサン・モンジャールが8代目当主を引き継いでいます。
ブドウ栽培面積は33haあり、マルサネからサヴィニー・レ・ボーヌまで35ヶ所に点在。