タナがメインですが、ボルドー系品種ならではの黒系フルーツ、ブラックベリー、ブラックチェリーがあります。そこに土着品種であるタナが持つワイルドベリーのような風味やスパイシーさが加わります。ブラックペッパー、コリアンダーシード、樹脂の皮のニュアンス、動物的ななめし皮のタッチもありますし、たばこの葉のようなスモーキーさ、鉛筆の芯を思わせるミネラル感というのもあります。
噛めるようなパウダリーなタンニンが後半にグッとボディを持ち上げるので力強い味わいになっています。タンニンが語源になっている品種「タナ」らしい飲みごたえを感じられるワインです。
国 フランス 南西地方
品種 :タナ 58%、カベルネ・ソーヴィニヨン 27%、カベルネ・フラン10%、フェル・セルヴァドゥ 5%
赤ワイン