産地はサルデーニャ州サッサリ周辺。薄い緑色を帯びたイエローカラー。ワイン香や熟したリンゴの香りを持つデリケートな香り。味わいは辛口、酸味は少なくフレッシュさが爽快。バランスも良く、根底にアーモンドが感じられる。エティケッタに“伊勢エビ”が描かれているように、魚介類、特に甲殻類と大変相性が良い。グリルしたエビや白身の魚にレモンを絞ったようなあっさりした料理と一緒に。フレッシュさを失わないように、冷やして(8〜10度)若いうちに飲むのがおすすめ。
イタリア サルデーニャ州 DOC
ヴェルメンティーノ 100%
■SANTA MARIA LA PALMA サンタ・マリア・ラ・パルマ --Alghero
1950年代に国策による農業推進計画によって、それまで牧羊に使用されていた広大な土地が国によって召し上げられ農民に与えられました。同時に公的機関によるテロワールの分析も行われ、ブドウ栽培はサルデーニャ島全土に広がり、各地で成功を収めました。そうするうちに各地の農夫たちから協同組合を立ち上げようという声が上がり、その時に生産の中心となっていたサンタ・マリア・ラ・パルマ での協同組合を立ち上げ、販売体制を整えました。恵まれた気候も後押しし高品質のブドウを栽培、しかしながら決して努力を惜しまない彼らの姿勢から今日ではコストパフォーマンスの高いワインを生産しています。