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ペトリエラ ビアンコ 2022 カタッボ [620396]

販売価格: 1,500円(税別)

(税込: 1,650円)

[在庫あり]

希望小売価格: 1,950円

本数: 1本

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熟したフルーツのアロマが豊か。リンゴやパイナップル、洋ナシといった果実の香り。花の香りも広がる。ふくよかな果実風味が口に広がり、穏やかな酸味のバランスがよい。

原産国 イタリア
地 方 モリーゼ
品質分類・原産地呼称 テッレ・デリ・オスチI.G.P.

品種 シャルドネ 55%/ソーヴィニヨン・ブラン 45%
醗酵 ステンレスタンク
熟成 ステンレスタンク熟成 3カ月

キャップ仕様 コルク
種類 スティルワイン
色 白
味わい 辛口
飲み頃温度 10℃

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画像: ペトリエラ ビアンコ 2022 カタッボ
ワイナリー:ガタッポIAC

 アドリア海沿いのサン・マルティーノ・イン・ペンシリスに位置する、1990年設立の家族経営ワイナリー。オーナーのヴィンチェンゾ・カタッボ氏は、もともと家業であった穀物栽培農家を営んでおり、モリーゼ州に於いてヒマワリ栽培の農地拡大とその発展に大きく貢献した第一人者として成功を収めていました。新たな農地を探求する中で、ある日ブドウ栽培に絶好のロケーションを発見し、1990年にその土地を購入。1994年から自社瓶詰めを開始し、夢であった自身のワイナリーをスタートさせました。厳格な栽培方法の実践と最新の醸造技術を投入し、エノロゴにはマルコ・エルコリーノ氏とジュゼッペ・ピッロ氏を迎えています。ワインの品質は年々向上中で、最近ではイタリアワイン評価誌で高評価を受けるようになり、新進気鋭のワイナリーとして早くも州を代表する生産者の頭角を現しています。

↑ モリーゼ州で注目の生産者 ! オーナー:ヴィンチェンゾ・カタッボ氏
画像: ペトリエラ ビアンコ 2022 カタッボ
(カタッボの理念は「ワインはブドウの影(シルエット)であり、ワインの品質の95%は畑で決まる。自分達の所有するテロワールで、ブドウの細部まで注力して育て上げ、品質のみに焦点を当てた、卓越した固有のワインを造る。」ことを目標としています。

 設立者であるオーナーのヴィンチェンゾ・カタッボ氏は農業のスペシャリスト。昔は父から受け継いだ穀物栽培農家を営んでおり、ヒマワリ栽培の農地拡大とその発展に大きく貢献した第一人者として、また品種の交配技術者としてその功績を讃えられ賞を取るなど、非常に成功した人物。その一方で、自身のワイナリーを設立しワイン造りに挑戦することを望んでいました。その後農業の専門家として新たな農地を探求する中でブドウ栽培に絶好のロケーションを発見し、1990年にその土地を購入、現在のカタッボを指揮するまでになりました。

 「栽培環境は、畑が可能な限り自然状態を保持することを重視しており、一本単位でブドウ樹を観察しています。各ブドウ樹木を1本単位で個別に手入れを行い、最大の可能性を引き出せるようにしています。最高品質へ導くために、ブドウ樹の成長サイクルを尊重し、忍耐強く細部まで細心の注意を持って見守ります。」と話すヴィンチェンゾ氏。ワインは非常にリーズナブルですが、徹底した作業は収穫にもおよび、人の手で収穫されています。

 「ワインの品質はブドウの品質で決まる」というように、畑では単純で細かい作業を徹底。非常に地味で当たり前のことですが、それが出来ている生産者は中々いません。



【ワイン造りの理念】
 卓越した固有のワインを造ること。このテロワールで、ブドウの細部まで注力して育て上げ、「質」にのみ焦点を当てて取り組むこと。これを実行している者のみが、正真正銘のブドウのポテンシャルを表現することができる。
 ワインはブドウの影(シルエット)であり、ワインの品質の95%は畑で決まる。複雑で個性が明確なことが、ワインへの必須条件。豊満な果実味の中に複雑性と深みがあり、バランスが取れている。

【収穫】
 収穫前は、広範囲にわたる畑の区画ごとに、ブドウの成分の測定検査を定期的に行う。定期検査では、化学分析によりブドウの糖度や酸度、アントシアニン、フェノール類の値を明確に把握。同時に、栽培管理者がブドウの完熟度合いを確かめるため、頻繁に畑で果実を試食し、官能検査を実施。この試食で、果肉から糖度と果実の香り、皮からタンニンの熟成度をチェック、また種もブドウ成熟の重要な指標となるため、チェックを行う。
 収穫は全て手摘み。ブドウ房とブドウ樹がダメージを受けないようにする。ブドウの自重での損傷を最小限に留めるため、20kg容量の小さめのバスケットを使用。直ちに醸造所へ輸送される。

↑ジュゼッペ・ピッロ氏


画像: ペトリエラ ビアンコ 2022 カタッボ
1)マイナー産地ながら恵まれた環境

オーナーがブドウ栽培に適した土地を発見、このサンマルティーノ・イン・ペンシリスの丘に土地を購入したのは、1990年代中頃。ブドウ栽培の念願叶って、植樹を開始しました。畑は美しいアドリア海に面した広大な平原を見下ろすなだらかな丘の斜面にあります。

 モリーゼ州はアドリア海とアペニン山脈の間にある小さな州で、この海岸から内陸までの短い間で標高や地形がめまぐるしく変化するため、様々な環境条件が存在します。

 一般的に四季を通じて緩やかな温度の変化を伴う温暖な気候で、降水量が少ない地域です。降雨は春と秋にはごく短期間しかなく、秋から冬の長期間、特に11月に最も多くなります。ブドウが最も成熟する夏には雨が少なく、健康なブドウが出来ます。

 カタッボの畑は標高300m程の場所に広がる畑は大理石を含む特殊な地質で、ブドウ栽培には理想的な土壌です。このためワイン名「Petriera(ペトリエラ)」は、「石」を意味するPietraの方言から名づけられました。

 海から程近い場所のため、温暖な気候ながらもアドリア海からの冷涼なやさしい風がブドウの成熟期に吹きます。この風でブドウの成熟スピードが穏やかになり、ブドウが熟しても酸が低下しないという、メリットがあります。また海とは反対のアペニン山脈からくる乾いた風がブドウの病害リスクを妨げてくれます。適度な湿度を含む海風と山からの乾燥した風、これが良質のブドウを育み、護ってくれているのです。

 加えて海から近いといえども標高が300m,という高い場所にあるため、四季の温度変化は大きく、昼夜温度差が明確です。

 これらの要素が複雑に絡み合うモリーゼ州は、ブドウ栽培に非常に適した場所なのです。
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