サンジョヴェーゼを主体に造られた「トリンピリン」は、イタリア造語で「はしゃぐ子供、騒ぐ子供」の意味を持ちます。アルベルトがエノテカ・ピンキオーリで働き始めた頃、レストランのオーナーであるピンキオーリ氏が、アルベルトをそう呼んでいたことからこの名前を付けられました。
ピンキオーリ氏への謝意の表れでもあるこのワインは、元々ここに植えられていた樹齢の高いサンジョヴェーゼを使用。この辺りでサンジョヴェーゼ主体のワインを作った場合は、通常「コッリ・ペーザロD.O.C」が取得できますが、あえてDOCにはしていません。それはトリンピリンが、このDOC内に収められないワインレベルになると考えているからです。
綺麗な紫の色調があり、ブラックチェリーの果実にペッパーのスパイス。ハーブや檜の爽快感。ふくよかで酸が非常に綺麗。豊かなミネラルと旨味があり、骨格がはっきりしている。
原産国 イタリア
地 方 マルケ
品質分類・原産地呼称 マルケI.G.T.
品種 サンジョヴェーゼ 95%/チリエジョーロ 5%
醗酵 ステンレスタンク/主醗酵後、オーク樽にてマロラクティック醗酵
熟成 オーク樽熟成 12ー14カ月(225L、フランス・アリエ産、新樽比率33%)/瓶熟成6カ月以上
キャップ仕様 コルク
種類 スティルワイン
色 赤
味わい フルボディ
飲み頃温度 17℃
【オススメ料理】
お肉を使ったソースのパスタ、ブロデット(マルケのブイヤベース料理)サラミ、豚肉をグリルしたものもオススメです。