wine おおはし

しみじみ美味しいボルドー

しっかりと集約があり、カシスやチェリーの果実に加え、かすかに紅茶やミネラルのニュアンスが混ざっています。口当たりはしなやかで力強さがありつつもエレガントです。


ガロンヌ川の右岸、カディヤック近郊の斜面に位置するシャトー　レイノンの歴史は古く、15世紀まで遡ります。当時はChateau de Begueyと呼ばれていました。それから、度重なる所有者の変更を経て1958年にジャック　ダヴィド氏の所有となりました。その後、1976年に娘のフロランスとその夫で優れた醸造学者でボルドー大学の教授であったドゥニ　ドゥブルデュー氏が引き継ぎ、1979年から「シャトー　レイノン」と名前を変えました。彼らの絶え間ない努力のおかげでシャトーは今日の名声を得るようになりました。当初は白ワインが知られていましたが、1888年より畑の改革を初め、ヘクタール当たりの栽植密度を上げることで粘土質の土壌で育つ葡萄からの赤ワインの品質が目覚ましく向上しました。手摘みで収穫した葡萄はコンクリートタンクとステンレスタンクに入れ、20〜25日間、25〜30度で発酵させます。その間、ルモンタージュを行いながら優しく抽出します。熟成はバリック（新樽は全体の1/3）で12ヶ月行います。



原産国：フランス
地　方： ボルドー

品種：　メルロ75%、カベルネ ソーヴィニヨン15%、プティ ヴェルド10%

熟成 バリック（新樽は全体の1/3）で12ヶ月

色：赤